こんにちは。
さっちゃんです。
今回も行政書士についてです。
行政書士についてはなんとなくわかってきたけれど、
じゃあ、どうすればなれるのかっていうことが気になりますよね。
特に、費用のことは気になります・・・
ということで、行政書士には独学でもなれるのかを調べました!
行政書士の試験はだれでも受験できる
行政書士は国家資格の1つです。
しかし、受験に関しては特に制限がありません。
年齢や学歴、職業に関係なく、だれでも受験できます。
中には、小学生が受けていたという情報もあるくらい。
ですから、本当に制限はなく、「だれでも」受験できるようです。
ですから、主婦が行政書士になるための勉強を独学するということは、それほど珍しいことではないですし、不可能なことでもありません。
合格率は決して高くない
国家資格は民間資格より難易度が高いものが多いです。
合格率も全体の数パーセントという場合もよく見かけますよね。
行政書士の合格率も
平成29年度 15.7%
平成28年度 9.95%
平成27年度 13.12%
平成26年度 8.27%
で推移しています。
行政書士は、隣接業種の弁護士や司法書士などと比べて、ハードルが低めの資格と思われているかもしれません。
たしかに、司法試験の難易度は非常に高いことでもよく知られています。
医学部の卒業生が医師国家試験に合格する確率と比べて、法科大学院卒の卒業生の合格率は非常に低く、超難関ということはだれもが知っている事実です。
それに比べると、隣接業種の士業の行政書士は難易度は低いといえます。
しかしながら、小学生が受験しているから独学でも大丈夫だという話があったとしても、上記の合格率を見ると、なかなか厳しい試験だということがよくわかります。
行政書士の試験は国家資格であることはもちろんですが、出題範囲も広く、専門的な知識な必要な分野の試験です。
難易度も高めだということを頭に入れておいた方がいいでしょう。
独学で合格を目指すなら
上に書いたように、独学で学習するのは不可能ではありませんが、とても難易度が高い
です。
ですから独学で合格することを目指すなら、しっかりとした覚悟をもって、かなり頑張って学習していく必要がありそうです。
書店や通販サイトを見てみると、行政書士に関するテキストが複数取り扱われています。
とある資格試験の専門学校が発表している資格の人気ランキングでも、行政書士は上位にランクインしていました。
受験にあたっては制限もないこともあり、主婦やその他の層にも、比較的一般的な資格となってきていることは、書店での扱いや専門学校のデータでも見て取れます。
資格試験の中でも一般的だということは、それだけよいテキストが多く出版されていることは予想できますよね。
ですから、様々なテキストの中から評判の良いものを選んで、繰り返し学習することで理解が深まり、正答率は上がっていくことと思います。
通信教育という方法も有効
でも主婦は家事や子育てに忙しいですよね。
だから、なかなかまとまった時間をとることは難しいのではないかと思います。
そんな中でも、大学は法学部だった方などは、空いている時間を利用して勉強を進めれば合格できるかもしれません。
ただ独学では不安だという人や今まで全く法律のことを勉強したことがないという人は、通信教育をおすすめします。
通信教育の最大のメリットは専門学校などに通学する必要がなく、自宅で勉強ができること。
家事が忙しい主婦でも休憩時間を利用すれば、コツコツと勉強できますよね。
また専門学校に通うのに比べて、教材にかかる費用がはるかに安いことが多いです。
教材の内容やその他カリキュラムにもよりますが、数万円程度で済む通信教育さえあるようです。
通信教育の場合は、やらなければならないことを順を追って、しっかりと網羅してくれているので、自分で科目ごとの予定を組む必要がありません。
独学で学習するときに陥りがちな、どこから手を付けるべきかが難しいとか科目ごとに学習時間の偏りが出てしまうなどの悩みが出にくいのです。
このことは、受験勉強を効率的にするうえで大きなアドバンテージになります。
行政書士の試験に向けて学習を始める時期は?
行政書士の試験は、毎年11月に行われます。
では、いつから学習するがいいかということですが・・・
家事や子育てに忙しい主婦の場合は、短期集中的に勉強をするのは現実的には難しいですよね。
やろうと思っても、突発的な「何か」が日々起こると覚悟しておいた方が無難です。
ですから、やはり短期決戦で試験に臨むよりも、長期的にコツコツと勉強した方が、合格する可能性は高いです。
そのため行政書士の学習を始めるのであれば、合格をねらう試験の遅くとも1年前には開始した方がいいと思います。
もちろん、今までのバックグラウンドで基礎的なことが身についているかどうかは大きなポイントです。
全く初めて学習する場合はもっと長めのスパンで考えた方がよさそうです。
独学で学習するにせよ、通信教育で学習するにせよ、しっかりとした学習計画のもと、ある程度ゆとりあるスタイルで臨む姿勢が、主婦には必要ではないかと思います。
まとめ
- 行政書士の試験はだれでも受けることができる国家資格試験です。
- 行政書士の合格率は10%前後で難易度は高めです。
- 独学で学習するためのテキストが数多くあり、合格することも可能です。
- 効率的な学習をしたいのなら通信教育を受けるという方法もあります。
- 主婦が合格をねらうのであれば、受験勉強の期間は少なくとも1年間は考えておきましょう。